読んでからだいぶ時間が経ってしまったのですが、ピースの又吉さんが書いた「火花」のレビューというか感想を書こうと思います。
(今日は珍しく旦那も子どもも早々に寝たので、自分の時間万歳!!!というわけで二つ更新しちゃいます。)
まず、最初の最初の感想。(2ページ分)
最初の2ページぐらいで読むのやめようかと思いました。 なんか…昔の純文学とかに影響されてるのか小難しいとっつきにくい感じがしたのです。普段、本を読む時は東野圭吾、村上春樹などなど読む時には感じたことない気持ちになりました。なんか、太宰治だとか昔の人の小説みたいな書き出しで「続きは現代語だろうか?」とちょっと心配になりました。そういうのが好きな人は最初から引き込まれるかもしれません。(笑)
ただ、読み進めるうちにお笑い芸人さんならではの世界が広がっているように思いました。先輩の神谷という人はありえないような人物ですが、この先輩と主人公の徳永の会話が面白いんです。勝手ながら、徳永は又吉さんを想像しながら読んでしまいました。
「関西人の会話って本当にこうなのかな…?」と素朴な疑問を持ちました。
しかし、よくよく考えてみれば意外と身近におりました。
なので、「そういえば一人こんな掛け合いをさせようとわけわからん返事してくる人がおったわ。あー、あれは彼だけじゃなくて他にもこういう人いるんだな」と妙な納得をさせられまして、変なところで合点がいったという感じです。そこに、またおもしろさも感じました。あの会話は関西以外では起こらないと思います。
ちなみに、内容についてはこちらのリンクにまとめられているので、ネタバレありだけど、手軽に内容を知りたい人はここのサイトを読むといいと思います。とりあえず読んだ気にはなれると思います。