アナフィラキシーショックからのエピペン
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息子がアナフィラキシーで入院したというくだりを書きました。
この時期、2人目も赤ちゃんで授乳も多いし、2人抱えてまとめて入院、実家も旦那の実家も遠く(飛行機で移動しないといけない)、旦那も仕事休めないしで大変でした。
この記事の中でも書いたんですが、アナフィラキシーショックの際にアレルゲンがわかっていると医者が「エピペン」という自己注射を処方してくれます。
それが当時3歳になったばかりの息子は条件を満たせず、処方されなかったのですが、最近になって条件を満たしたので、処方してもらいました。
今回はその「エピペン」について書いていきたいと思います。
1.エピペンとは…
アナフィラキシーショックの際にアドレナリンを放出させる自己注射です。
子どもですと3歳以上、体重15キロを超えると処方してもらえます。
2. エピペンの使い方
病院でも薬局でも、こんなパンフレットをもらいました。使い方の指導も薬剤外来でしてもらい、かなり厳重に処方されるものだというのがヒシヒシ伝わってきました。
肝心なエピペンの中身はこちら。
練習用まで入ってます。
まず、青い部分を取り外します。
次に太ももの脇に90度に突き立てます。
そして、ぐさりと一気に押し込み、元に戻すとオレンジの部分が伸びて針が隠れます。
この練習ですら、正直緊張で手が震えます。(写真は私の足です。)でも、緊急時にそんなこと言ってられません。我が子に注射とはいえ、針を突き刺すのは親としてこんなに心苦しいものかと練習用でさえ、いい気分はしませんでした。
3.エピペン使用の注意
使用期限が過ぎたら、病院に返却し新しく処方してもらわなければなりません。勝手に捨てたりしてはいけません。(針もあるし、医療廃棄物になるのかな?)
万が一、アナフィラキシーを起こしてしまった場合、エピペンを使い自己注射をして終わりではいけません。
あくまで一時的なその場しのぎのものなので、必ず救急車を呼んでください。
そして、使用済みのエピペンも病院へ持って行ってください。
ちなみに、エピペンの処方にはエピペン処方の資格がある医者しか処方できません。アレルギー科の先生や総合病院には資格を持っている方が多いようです。
最後に
自分の覚書として書いてみましたが、この記事でアナフィラキシー(重度のアレルギー)になったら、とても大変で命に関わるということ、こういう注射があるということを少しでも多くの人に知ってもらえたら嬉しいです。